室町時代の文明十七年(1485年)、
(写真:「仙洞院」入り口。バス停:周防小田より徒歩1分)
今から約五百年前
年老いた山伏姿の修験者が
金剛杖をついて
(写真:「仙洞院」へ行く道)
とぼとぼとこの公門山を登っていました。
山越えをして蒲野の文珠堂に籠もり、
天下泰平の祈祷をするため
伊予灘を櫓船で渡り、四国の石鎚山から来たのでした。(仙洞院看板文書より)
(写真:「仙洞院」)
身なりは、ぼろぼろの法衣をまとい、白髪は肩までのびまるで仙人のようでした。きっときびしい修行をされたのでしょう。
(写真:「仙洞院」看板)
(写真:「仙洞院」)
一つの願いごとを申し上げると
必ずご利益があると評判になり
詣でる祈願信男信女が後を絶ちません(仙洞院看板文書より)